008.4.11 ご馳走トーク

誰にでもご馳走トーク言うもんがあるねんなっ


ある人には仕事の話がご馳走やし

ある人にはスポーツネタがご馳走や


つまりその話題やったら、なんぼでも話が続くんや


で、オレの場合は恋愛

特に２人の付き合ったきっかけ編


付き合うきっかけ、恋に落ちた瞬間

言うのは、それぞれドラマがあって面白いんや




向江君の場合（本人談）


ボクねぇ、ええ歳やし、そろそろ彼女欲しいわぁ

思てたんですわぁ

そんな時、妹が「いい人紹介してあげるわぁ」言うて

紹介してもうたんが、まぁ今の嫁なんですけど・・・

そん時の話しますわねぇ


初ドライブん時の話ですわぁ


彼女、小料理屋でバイトしてたんで

店終わったらドライブしようやぁ、いうて

僕、終わる頃に迎えに行ったんですわ


したら、彼女「もうちょっとで終わるから

車止めて、お店ん中で待っててぇ」言うんですわぁ


「わかったぁ」言うて車をバックで道の脇に止めようと

した瞬間ですわぁ


彼女、さっと車の後ろに回って


オーライ　オーライ

もうちょっと右に切ってぇ

オッケイッ！


言うて、誘導してくれたんですわぁ


機敏な動き、的確な指示、何よりも気がつく、気が利く


この人とやったらうまくやっていけそうや、って

えらい感動したんですわぁ


あれが恋に落ちた瞬間かもしれませんねぇ・・・



けど



けど



後で彼女に聞いたら



彼女、昔



ガソリンスタンドでバイトしてたんですって（本人談）



・・・


そりゃ、誘導ウマイはずやっ！！！


反射や！反射！


バックする車を放っておけない、職業病！


レギュラー満たんでっ！


胸キュン満たんでっ！



むぅぅ

ご馳走トークやなぁ



みんな、オレにもっとご馳走トークを！！！

2008.4.4 熱闘・熱湯・ふと・沸騰・甲子園

沖縄の高校が甲子園で勝ち続けると

お店がめちゃめちゃヒマになる！の法則


こうなりゃ、ビシッ！と優勝を決めて

沖尚関係者が優勝祝賀会の貸切りパーティーを

チェリでやらんかいなぁ、と思う次第・・・



甲子園

昔、甲子園の真裏に住んでたことを思い出すわぁ

毎日、甲子園を見ながら駅に向かっとった

近所の店には、タイガースの選手が飲みに来とった

窓を閉めてても大歓声が聞こえてきとった

六甲おろ～しぃにぃ～♪

なつかすぅ



そういや

引越し初日の事を思い出した


時間だけはたっぷりあるヒマヒマ大学生やったから

昼から２～３人で飲み始めたんや


そのうち、あいつも呼ぼうや、こいつも呼ぼうや

いうて、人も増えてきたんや

酒もええ感じで入って

関西人のテーマソング「六甲おろし」の大合唱や


ドンドン

ドンドン（ドアを叩く音）


ん？？？

誰？

ええよ

鍵あいてんでぇ

入ってきぃ

飲もうやぁ


ドンドン

ドンドン


んもぉ

入ってこい！ちゅうんねん！

めんどくさいなぁ


ドアを開けに行くオレ


ガチャ




右手に角材を持った丸坊主のおっさん

ひと目でヤクザ風

抗争時の目つき

あ

あかん

完全にタマ取りにきとる



ここの主（あるじ）おるかぁ


ドスの効いた低い声


まさかハタチで死ぬとは思わんかったなぁ・・・

あんなこと、こんなこと

いっぱいやりたいことあったけどなぁ・・・

角材で撲殺かぁ・・・



えっ・・・あ・・・その・・・

今、ちょっと買い物に出かけてるみたいで・・・

えっ・・・

うるさかったすか・・・

すんません・・・

帰ってきたら伝えときますんで・・・


さすがホンマもんは違う

トップしか狙わへん

主の友人を装ったオレのタマは狙わんかった


宴会はソク解散

その夜のテレビ、音量激しぼり



次んとこに引っ越すまでの２年間

オレんとこでは１回も宴会を催すことはなかった


不動産屋の兄ちゃん

お隣さん、ヤクザですよ、って言うてよぉぉぉ


なつかすぅ


頑張れ！沖尚！

と、無理から閉める